2017年
9月
12日
火
草津宿街道交流館と史跡草津宿本陣
今日は朝から滋賀県草津市にあります草津宿街道交流館と史跡草津宿本陣を訪問してきました
この二つの施設、正直なところ見学をメインの目的に行ったわけではなく、滋賀県土地家屋調査士会の研修会の絡みで訪問してきたのですが、旧知のN学芸員さんのおかげでテンポよく打ち合わせも終えることができました またこちらの依頼に前向きなお返事もいただけたので大変うれしかったです
まずは草津宿街道交流館の紹介から ↓
2017年
7月
25日
火
約20年ぶりに土地家屋調査士試験出願者数が下げ止まる
現在、法務省のHP上に、平成29年度の土地家屋調査士試験の出願状況が掲載されているのはご存知でしょうか?
先日の近畿ブロックの会合でも岡田連合会会長から「土地家屋調査士試験の受験生の減少がようやく止まりました」との報告もありましたが、本当に久しぶりのことです
ではいつ以来か、といいますと、平成11年の出願者数が11,103人、そこから今年まで一度も増加せず、まっすぐ右肩下がりで今日に至っていました よく日本経済の低迷を例えて「失われた20年」などとも言われますが、土地家屋調査士にとっても失われた20年、だったのかもしれません
なお、少し大それたことをいいますと、この受験生の人口減少にいち早く警鐘をならしたのは、何を隠そう、この私ではないかとひそかに思っています 先見の明、というほどでもないですが、約10年ほど前に滋賀県土地家屋調査士会の広報部で、このままでは業界の活力が低下するのでは、とこの問題を取り上げたことがあります そうした経緯から、この問題はずっと気にはなっていました しかし、まさかその後も10年間、受験生が減り続けるとは予想以上でしたね
受験生人口の減少はどの士業も大よそ同じで、先日不動産鑑定士の方々とお食事をした際にも受験生人口の減少が話題になりました たしか不動産鑑定士の方は10年間で7割減、という深刻な状況らしいのですが、その不動産鑑定士さんは「今こそチャンスなんだけどな」とぼやいておられました でも、どういう意味だったのでしょうかね?
しかし、土地家屋調査士も喜んでばかりはいられないと思います なぜなら私はここ数年、土地家屋調査士近畿ブロックで新人研修を担当させていただいていますが、他士業からの参入者がかなり増えているように感じるからです 別に他士業の方の土地家屋調査士への参入を否定はしません ただ「業務範囲を広げたいから」という理由で、他の資格をメインとして、土地家屋調査士はあくまでサブ的に業務を行う、という姿勢の方も残念ながら散見されます 事務所経営方針や事務所形態は会則に触れない限り自由ですが、できれば「でもしか土地家屋調査士」は避けてほしいところです
「良禽択木」という言葉があります 「賢者は君主をしっかりと選んで仕えるということ」といった意味で、三国志演義などにもでてくる言葉です 個人的には志のある、やる気のある方には一人でも多く土地家屋調査士という選択を択んでいただいて、土地家屋調査士業界を牽引していっていただければと思っています そのためにも今いる私たちが自身が業務面でも、収入面でも?より魅力ある業界にしていかないといけません 土地家屋調査士がまさに「択ばれる木」、であるための努力が今の会員一人一人に求められているのでしょう
2017年
2月
25日
土
業務研修会「事務取取扱基準の解説と運用状況について」
今日は栗東市内にて滋賀県土地家屋調査士会主催の業務研修会に参加してきました
今回の研修テーマは「事務取取扱基準の解説と運用状況について」です 講師には大阪土地家屋調査士会業務研修部長の相澤褜雄先生にお越しいただきました 今回の研修会では土地家屋調査士にとって大変関心の高い「事務取扱基準」の改正点(平成18年・平成23年)の復習と現状の運用実態を把握することが主な内容でしたが、土地・建物両方の登記についての基本的な考え方・注意点などをお話いただきました
また、登記の完了日などへの影響から何かと気になる法務局の「実地調査」についても、登記官が行使すべき実質審査権の本旨に基づいた実地調査の目的と調査項目について詳細なご説明を頂きました
なお、相澤先生とは私も近畿ブロックの研修部会にて日頃から大変お世話になっておりますが、今回も先生の長い法務局での勤務のご経験に基づいた含蓄あるお話を伺うことができました
是非明日から参考にさせていただきたいと思います 研修会の開催ありがとうございました!