加藤幸男近畿ブロック(大阪会)会長の開会あいさつ
懇親会の様子です 懇親会では僭越ながら司会も務めさせていただきました
会場のコスモスクエア国際交流センター20階からの風景 奥に海遊館が見えます
大阪会 西田寛先生の御講義です 皆さん熱心に聞き入っていますね
平成29年1月21日、22日との二日間、大阪市内ホテルコスモスクエア国際交流センターにおきまして「平成28年度土地家屋調査士新人研修」が開催されました
この研修は土地家屋調査士として登録する際には必須の研修会ですので、近畿ブロック内の土地家屋調査士さんはこの会場についても懐かしく思い出される方も大変多いと思います
ちなみに私は私自身の新人の際と、研修担当の役員として計5回参加させていただいております 正直な所コスモスクエアについては随分詳しくなってしまいました…
なお、二日間の内容としましては、まず一日目に「職責と倫理及び業務上の事故例など」「調査測量実施要領(通則)」「調査測量実施要領(実務技術編)」「戸籍等職務上請求書の取扱について」「調査士国民年金基金について」「政治連盟について」です
二日目は「調査士の事務所経営と報酬の考え方について」「登記規則93条調査報告書の作成と実務関連法」「境界鑑定・筆界特定・調査士ADR、そして訴訟を含む境界問題解決への調査士との関わりについて」という、ずらっとテーマを並べると立ち眩みしそうな二日間です また、このほかに懇親会やセレモニーも併せて開催されます
通常みなさん、一回しか受講されないのでわからないとは思いますが毎年少しづつ内容は入れ替えています 同じテーマ・講師の研修はこれまでありません 本当は二日間では厳しい内容を研修担当の役員さんが毎年工夫・苦労して詰め込んでいる感じです
ただ個人的に思うのですが、現在の土地家屋調査士の新人研修は登録後に受講する形になっていますが、本来は登録前に最低限の研修を、日帰り形式でもいいので開催すべきだと思います 登録までにせめて土地家屋調査士制度の歴史や倫理や民法・不動産登記法の大きなのテーマをお伝えすべきで、そちらを連合会でやっていただければブロックの新人研修に詰め込む内容も余裕が出き、参加者の交流の時間やブロック単位での地域性あるプログラム等も用意できると思いますが、いかがでしょうか
これ以上、研修会が増えるのは嫌だ、という参加者さんのお気持ちもわかりますが、ネットなどで不確定な情報をふらふら収集するよりも、こうして同じ土地家屋調査士が集まってベテランの会員と新人、さらに新人同士が情報交換するだけでも開催する意味があると思うのですが…
と、ここまで書いてきて、どうやら土地家屋調査士の新人研修が大きく様変わりするというお話をお聞きました 土地家屋調査士業界にとって有意義な新人研修になることを一先ず期待したいと思います