新着情報(西村土地家屋調査士・行政書士事務所ブログ)

2020年

8月

09日

大津市葛川の阿都山葛川寺 息障明王院にて

 

 気づけば既に8月ですがコロナ禍のもと、ご多分に漏れず、どこに行く予定もない夏休みとなりそうです。とはいえ今年は日の並びもよくなくて14,15,16日以外はいつ休めばいいのかよくわからないのですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 先日はじめて大津市葛川にある「阿都山葛川寺 息障明王院」に行ってきました。同じ滋賀県内とはいいつつも、朽木より先のここに来ることはまずありません。周辺の予備知識もあまりなく訪問したのですが、境内も厳かでまさに修行を行うには適地といった感がしました。

 写真の奥がちょうど明王谷にあたるのですが、全体としてあの有名な葛川与伊香立庄相論絵図(かつらがわといかだちしょうそうろんえず)の世界観が今もなお感じられたような気がします。でもこんな落ち着いた宗教的環境のもとで、境界争いなんて、俗な争いをしている場合だったのかな…とも思いました。

 明王院の近くの「比良山荘」も前を通っただけですが、古き良き山里の風情を醸し出しており、登山客などからも人気のようでした。食べログなんかの評価も高いようで、機会があれば一度利用してみたいと思います。

 

 

2020年

7月

31日

新型コロナウイルス感染症拡大防止とオンライン申請について

 

 7月もいよいよ今日が最終日、明日から8月ですが、やたらと長かった梅雨もようやく明けたようですね。今年は8月に入っても地元の学校は夏休みではなく通常の授業が続いており、他にもいろいろと調子の狂うことばかりですが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 本日は大津地方法務局から滋賀の土地家屋調査士の会員あてにあらためてオンライン申請の利用促進についてメールにてご連絡をいただきました。

 オンライン申請自体はここ10数年にわたって積極的に利用するように言われ続けていましたが、今年ほど切実にオンラインの利用が叫ばれることはありません。法務局に登記申請の相談に行かれる方は基本的に高齢者の方が多いと思いますが、この感染者拡大が止まらない状況下での接触の機会がある面談は社会的にも好ましいことではないと思います。とはいえ、一般の方にオンラインでの手続や申請はハードルが高いのも事実かと思います。

 

 そこで、専門資格者・代理人の活用が重要です。当事務所では完全オンライン申請方式に対応しており、法務局を訪れずとも、不動産登記手続きが可能となっております。コロナウイルス感染症をこれ以上広げないためにも、オンライン申請に対応している土地家屋調査士事務所に是非ご依頼いただければと思います。

 

 

2020年

7月

25日

京都地名研究会「近江の地名 その由来と変遷 (淡海文庫)」を読む

 

 今年6月に京都地名研究会により上梓されました「近江の地名 その由来と変遷 (淡海文庫)」サンライズ出版を拝読しましたので簡単に感想を書き留めたいと思います。

 京都地名研究会が近江の地名について執筆することに同書を手に取る前には少し違和感も感じましたが、あとがきにおいて「外部の眼差しを持つがゆえに、かえって内部の本質を垣間見ることができる」と述べられているように、全体として「近江」以外の方にとっては内容が変にマニアックにならずに平易に読みやすくまとめられているように感じました。

 

 さりとて、近江をよく熟知されている方にとって興味をひかない内容であるかといえば、例えば高島市にある三国峠についての解説については前から私自身も気になっていただけに、なるほど、と勉強になりました。何分、三国「峠」ですので、山の頂は当然別にあって、かつ国土地理院の地図(上の画像)にも「三国岳」が近くにあるようにみえることから、そのように誤解していましたが、正しくは「三国峠」が山の名称として正しいと解説があります。これは全国的にも珍しい「峠」の用法例ではあるようですが、地名や日本語の奥深さの一端がわかったような気がしました。

 他にも琵琶湖周辺には「~浜」や「~浦」「~津」といった地名が現在もたくさん見られますが、水運の営みがもたらした地名群として整理されていた点も印象的でした。

 

 また、全くの個人的な感想ですが、芥川龍之介の初期の創作に「芋粥」という短編がありまして、小学生の時に読んだと思うのですが、以降「藪の中」「河童」などと同じくらい私の人生観に影響を与えました。その「芋粥」はあらすじをざっくりまとめますと京都のさえない貴族が芋粥を飽きるほど飲みたいと考え、同輩の支配する敦賀へ芋粥の旅に出るというお話なのですが、本書では京都から敦賀を目指す際に、高島(西近江路)を通過したであろうということについて触れられています。ただ、これは地名というより、今の自分が改めて「芋粥」を読んだらどういう印象を受けるのだろうか…と、ふと思ったということだけかもしれません。

 

 以上、本の詳細にはあえて踏む込みませんでしたが、昨今も災害などの面から必要以上に、とてもセンセーショナルに地名について取り上げられるケースが後を絶たない事例が見られますが、本書は地名をオーソドックスに学ぶきっかけになるのだろうと思いました。自らの住まう郷土の魅力を、「地名」というフレームを使って見つめなおすことは、地域の魅力を高め、人生の質をより豊かなものにしていくことにもつながるのではないでしょうか。

 

 

2020年

7月

18日

「全国農地ナビ」について ―土地家屋調査士からの視点―

 

 

 土地家屋調査士や行政書士の同業者の方々の中には既にご承知の方も多いと思いますが、「全国農地ナビ」というサイト、とても便利ですね!

 私の事務所の周囲は田舎ですので基本的に農地が広がっています。そうしたことから、お仕事の依頼もかなりの割合で農地がらみの案件が多くなっています。都市部の事務所なんかは、例えば法人がらみの案件が多いとか、区分建物を扱ったりされていると思うのですが、同じ資格でも、事務所のある地域によって随分違うのが実情と思います。

 

 そんな田舎の土地家屋調査士や行政書士にとって、農地の地番を調べることは少し面倒なことでした。住宅地図には農地の地番は必要もないことから絶対載っていませんし、法務局の公図では圃場整備の換地がされて隣地がよくわからないケースも多いです。ですので、いちいち市役所で地番図を取得したりしていましたが、この全国農地ナビはそうした煩わしい調査を随分楽にしてくれています。

 

 この農地ナビはおそらく全国の基礎自治体の農業委員会の事務局が把握している情報を一手に集約し、公開されており、地番情報だけでなく、地番ごとの面積や農業振興地(いわゆる青地や白地)の表示、都市計画の区域区分(用途地域)などの情報が一瞬にして把握可能という優れものです。また耕作者毎の色分け表示なども可能で、開発業者さんなども利用できそうですね。

 これがあればグーグルマップ・ストリートビュー、登記情報サービスなどとも組み合わせることで大概の調査は事務所に居ながらにして可能です。本当に、便利な時代になりました。

 

 なお、このサイト自身の問題ではないのですが、一部土地の地目変更登記がなされていない土地も農地として詳細情報として掲載されています。たとえば私も業務で関わった道路拡幅の際の分筆買収後の土地や、現在は完全に農地を埋め立て公の施設の敷地として利用されているケースなど、実際には農地でない筆がいくつも農地として表示してありました。あくまで現状の利用実態での判断ではなく、不動産登記の地目で農地かそれ以外かを認定し、振り分けているのでしょう。

 たしかに官公庁が所有している土地については固定資産税の課税、という目的上は意味がないことから地目変更登記が懈怠されているケースが一般的です。また、不動産登記法上も官公庁所有の不動産については不動産登記の申請義務が課されていないことから仕方のないことかもしれません。

 

 ですが今日、所有者不明土地問題などが惹起する中において、地目を正しく表示することは我が国の不動産の管理上も大切なことではないかと思います。少なくとも官公庁の所有されている不動産については少しづつでもいいので、現状に合わせて地目変更登記を行い、適正管理に努めていただくべきではないかと思いました。

 このように使い勝手のいい全国農地ナビですから、利用者は今後も拡大すると思います。また土地家屋調査士や行政書士といった士業事務所だけでなく、さらに社会的にもより高次な所有者不明土地問題などの解消や、農地の集約化の促進にも大いに役立つものと思います。その際に国民の混乱がないように、官公庁が正しい登記地目を模範となって示していただきたいものです。

 

2020年

7月

11日

コロナウイルス感染症対策でクリアパーテーションを設置しました

 

 コロナ禍も一先ずひと段落かと思いきや、新規の感染者数の拡大を思うと早くも第二波がきたかのような不気味な感じで不安な日々が続いています。たまたま打ち合わせで訪問しました司法書士さんの事務所でクリアパーテーションを設置されているのをみて、当事務所でも早速購入してみました!

 

 ○MAZONで5000円ほどのものを購入しましたが、安いものはあまりに小さくて、程よい感じのものをということで「幅600×高さ500mm 窓サイズ:幅300mm×高さ200mm  材質:透明PET板  生産国:日本」のものにしました。かなり透明ですので、写真ではわかりづらいですね。なお、下部には書類の受け渡しの用の穴?は空いています。

 

 これが届いてからというもの、土地家屋調査士事務所ですので業務の性格から普段はあまり来客はないのですが、設置してからというものその直後からなぜか訪問客が増えまして、今日も入れ替わり立ち替わりご相談に事務所へおこしになられます。

 ということで、早速フルに活用させていただいていますが、やはり会話をしていても安心感が違いますね。訪問客の方々もなんとなくですが落ち着いて話ができると感じていただいているようで、購入してよかったです。もちろん、他にもソーシャルディスタンスの徹底、手指のアルコール消毒、室内のこまめな拭き取りなど、今後も出来うる範囲の対策はしていこうと思っています。

 

 今後予想される感染拡大防止に向けて同業者の皆さんもクリアパーテーション設置を検討されてはいかがでしょうか。残念ながら、第二波の襲来を思うと、十分もとは取れそうな気がします。

 

ご挨拶

西村土地家屋調査士・行政書士事務所 代表者より

 西村土地家屋調査士・行政書士事務所は平成15年に土地家屋調査士を開業以来、地域密着をモットーに業務を行って参りましたが、平成27年9月より新しく滋賀県長浜市五村215番地に事務所を新築・移転致しました。(県道丁野虎姫長浜線沿い、ローソン長浜虎姫店北隣)

 改めてフレッシュな気持ちで滋賀県湖北地域を中心とした地域の皆様のお役にたてるよう、地域に必要とされる事務所になれるよう今後とも鋭意努力していく所存です。

 

 西村土地家屋調査士・行政書士事務所は「土地家屋調査士(ADR認定土地家屋調査士)」「行政書士」「測量士」「宅地建物取引士」その他の国家資格を生かしまして、不動産登記(各種建物登記・土地登記・ADR)や測量・境界確認、筆界特定制度による手続代理、遺言相続や遺産分割協議書、売買・賃貸借等各種契約書等権利義務に関する書類の作成、農地転用届出・許可申請の代理、里道水路の用途廃止や売払い(払下げ)など官公署に提出する書類の作成業務等をワンストップでお任せいただけくことができます。また十数年の経験に基づく他士業等とのネットワークを生かした資産活用等のご提案が可能な点も当事務所の強みです。

 

 なお、このサイトでは不動産登記・土地家屋調査士業務に不可欠の知識である明治期に作成された地籍図についての調査・研究成果もブログにて随時公開させていただいております。実務家である土地家屋調査士の皆様のみならず、広く市民の皆様や研究に携わる皆様、行政や民間企業で地籍に関わる皆様に、出来うる範囲で有意義な情報を提供させていただきたいと考えております。

 

また、堅苦しい?土地家屋調査士・行政書士や地籍図のようなお仕事関係の話題以外にも西村土地家屋調査士・行政書士事務所にまつわるちょっとした日々の出来事や、滋賀県湖北地域(長浜市・米原市・彦根市等)でのイベント・トピックスをご紹介させていただいておりますので、ちょっと心がホッとするような読み物ともなっています。

 

 どうぞ末永いお付き合いのほど、宜しくお願い致します。

 

代表者 西村和洋(土地家屋調査士・行政書士・測量士・宅地建物取引士)

 

サービス案内

農地転用許可申請・届出について

 農地を農地以外の目的で利用しようとする場合、農地法に基づく農地転用許可が必要となります。

許可申請から終了まで安心してお手続きを進めていただけるよう行政書士として申請の代理をします。

開発行為について

 一定規模の開発行為を行うにあたって都市計画法上の用途区域や、建築基準法、農地法といった関連法規の規制などにも注意が必要です。滋賀県一円(長浜市・米原市・彦根市等)対応しています。


里道水路の払い下げについて

 当事務所では、隣地との調整が必要な境界確定(測量含む)から用途廃止申請・払下げ申請、土地表題登記(土地家屋調査士)に至るまでワンストップにてお手続きを代行させていただきます。

相続手続きについて

 全ての遺言書作成の支援、遺産相続においては、法的紛争段階にある事案や、遺産分割協議書や相続人関係説明図等の書類作成を中心に、その前提となる諸々の調査も含め、お引き受けします。


地籍・地籍図について(古地図鑑定)

 「地籍図」といわれる主に明治前期に作成された徴税のための古地図を専門に研究しています。地籍図は「公図」と言われる法務局所蔵地図のもとになるものです。他にも江戸時代の村絵図や山論・水論図、近代の測量図に至るまでご相談いただければ誠実にご対応させていただきます。

 特に土地境界鑑定や地図鑑定などは専門性も高い分野であり、弁護士事務所様からのご依頼をいただく等、司法の場においてもご活用頂いております。※上記は西村土地家屋調査士・行政書士事務所周辺の地籍図(壬申地券地引絵図)です。

土地家屋調査士とは

 土地家屋調査士は表示に関する登記の専門家です。建物を新築・増築・取毀したときや、土地を分筆したいとき、土地の地目を変更したとき、境界がよくわからないときなど、土地家屋調査士は業として調査や測量を行ない、所有者に代わって登記申請を代理することを認められている唯一の国家資格者です。土地家屋調査士の使命は、不動産の状況を正確に登記記録に反映することによって不動産取引の安全の確保、国民の財産を明確にするといった極めて公共性の高いものです。

行政書士とは

 行政書士は役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成等を行います。幅広い分野をカバーする、街のよき相談相手が行政書士です。


事務所案内(西村土地家屋調査士・行政書士事務所)

所在地 〒529-0141 滋賀県長浜市五村215番地
営業時間 平日 9:00〜18:00 (土日も対応可)
電話番号 0749-73-3566    (休日対応可)
業務エリア 滋賀県内一円(主に長浜市・米原市・彦根市)ですが業務によっては全国対応可です

上は西村土地家屋調査士・行政書士事務所事務所内の相談スペースです

ゆっくりと、安心してご相談ください


ご相談・ご用命は西村土地家屋調査士・行政書士事務所まで

代表者 西村和洋

土地家屋調査士(民間紛争解決手続代理認定)・行政書士・測量士・宅地建物取引士

 

〒529-0141

滋賀県長浜市五村215番地 (県道丁野虎姫長浜線沿い ローソン長浜虎姫店北隣 念信寺南隣)

TEL:0749-73-3566 

(主な業務エリア 滋賀県長浜市・米原市・彦根市等、滋賀県一円)

初回のみ相談料無料

 お気軽にご相談下さい! 夜間・ 土日祝日も事前予約で対応可です

西村土地家屋調査士・行政書士事務所

滋賀県長浜市五村215番地

TEL:0749-73-3566 

受付:平日9:00〜17:00