新着情報(西村土地家屋調査士・行政書士事務所ブログ)

2019年

10月

19日

滋賀県土地家屋調査士会 業務部・研究部共催 令和元年第1回研修会

 

 本日は午後から滋賀県草津市内にて滋賀県土地家屋調査士会、業務部・研究部共催の令和元年第1回研修会でした。

 テーマは「所有者不明土地の問題とは何か 、その解消に向けての土地家屋調査士の関わり方」ということで、昨今マスコミ等においても「九州より広い土地が所有者不明土地(迷子の土地とも)と化している」との言葉が躍っており、徐々に世間の関心も高まっていますが、そうした社会的な課題に対して土地家屋調査士として今後どのように関われるのかを探るきっかけとなる研修会でした。

 

 まず第1部において「所有者不明土地問題の背後にある問題ーその日本的起源と解決の方法」というテーマで立命館大学政策科学部の高村学人教授に講演をいただきました。高村教授は所有者不明土地や空き家問題などについても積極的に論文を発表されておられる気鋭の研究者ですが、土地家屋調査士としては何年にもわたり立命館大学の寄付講座にいても大変お世話になっている先生です。

 講演ではまず、「所有者不明土地問題」とは何か?ということで所有者不明土地問題が昨今大きくクローズアップされてきた経緯と、それに連動した法制度の整備について整理をいただきました。さらに今年に入って整備された表題部登記適正化法と先生のご専門の入会権の詳細についてお話をいただきました。

 講演のまとめとして、これまで一貫して土地に関しての登記といえば「分筆登記」が件数も多く、代表的な手続きでしたが今後は「合筆登記」と、それに伴う国土の再統合が重要になるであろうとのことでした。私たち土地家屋調査士も報酬額の多寡?もあり、ついつい分筆登記に目が行きがちですが、パラダイムの転換が求められるこの時代においては、幾つかある合筆登記の制限項目を緩和し、まずは明治以降の様々な政策の影響で細分化された土地を「とにかく広げる」「所有者単位で集約する」ということは社会政策として、一考に値するご提言であると思いました。

 

 また第2部においては「表題部所有者不明土地への法務局の取り組みと土地家屋調査士の今後の関わり方について」と題して大津地方法務局総括表示登記専門官の吉水 伸 登記官より主に今後の所有者等探索委員について表題部登記適正化法のより具体的な解説をいただきました。なお、所有者等探索委員については主に土地家屋調査士などの国家資格者が就任することが予定されていますが、解説では当該地域の歴史・文化

の研究者も対象とされるようで、なかなか斬新と言いますか、面白いとは感じました。

 

 続いて「資格者代理人方式によるオンライン申請に関する実務について」と題して大津地方法務局総務登記官 水野 啓吾 登記官より、今年11月11日より開始が予定されている土地家屋調査士報告書方式について説明をいただきました。新しいオンライン申請の方式ということで会員さんの関心も高く、質疑応答では質問が活発に出ていたことが印象的でした。

 

 今回の研修会は出席率の低下が囁かれる滋賀県土地家屋調査士会の研修会としては参加者もいつになく多く、内容も時宜にかなった所有者不明土地問題について総論から各論へとお話がスムーズに流れるものであり、お聞きしていて大変理解しやすいものであり、大変充実したものであったと思います。

 土地家屋調査士制度が今後も長く社会に必要とされるためには、社会経済の動向に常に注意を払い、人口減少というこれまで直面したことのない、先の見えない今の時代にフィットした不動産管理の在り方を関係機関や研究者の方々とも共同し、模索していかねばならないと感じました。

 大変お忙しい中、講師をお務めいただきました三名の先生方、誠にありがとうございました。

 

 

2019年

10月

12日

令和元年度土地家屋調査士業務形態・報酬実態調査(アンケート)

 

 3年ごとに全国の土地家屋調査士を対象に日本土地家屋調査士会連合会が実施している「土地家屋調査士事務所形態・報酬実態調査」の時期がやってきました。

 前回までは全土地家屋調査士を対象にアンケート調査が行われていたのですが、今年からは無作為に抽出した2割の会員を対象に調査票が送られるとの情報を聞いていましたので「2割なら、うちには来ないかな…」と思っていました。が、しかし見事その2割に選んでいただいたようで、今週わが事務所に調査票が送られてきました。

 

 先ほど調査票に記入し、投函してきましたが、個人的には毎回調査結果については興味深く拝見させていただいています。特にアンケート結果を全国8ブロックに分けて集計しているのですが大都会(を含む)のブロックと、地方のブロックでは報酬額に明らかな差があります。都市部の事務所は事務所運営費用も地方より多めにかかるのだとは思うのですが、それを差し引いても都市部の方が確実に実入りが良いように思われ、地方から都市へ人口が流出するのもむべなるかな、などと(他人事のように)感じたりしています。実際に実入りを増やすためには事務所の規模をある程度まで拡大する必要があると思うのですが、県庁所在地を除いたいわゆる「ザ・地方」ですと、そもそもその地域の経済規模が小さく、必然的に土地家屋調査士の市場も限られることになりますので、独り勝ちで事務所規模を順調に拡大し続けるのは難しいということは肌感覚でも理解できますね。

 

 なお、今回のアンケート結果もこれまでのように、近いうちに日本土地家屋調査士会連合会のサイトにアップされると思います。土地家屋調査士以外の方もご参考までに一度アクセスいただければと思います。

 

 

2019年

10月

08日

滋賀県行政書士会湖北支部主催 許認可無料相談会のご案内

 

  滋賀県行政書士会湖北支部の恒例事業である「行政書士による許認可手続き無料相談所」が今年も開催されます。

 日時は令和元年10月12日(土)13時~16時まで、会場は長浜サンパレス一階和室(滋賀県長浜市八幡中山町1316-3)です。上の写真は手前が市役所の広報、奥が滋賀夕刊の紙面です。

 

 今年はちょっと台風の進行方向も気になるところですが、昨年も大勢の方にご相談にお越しいただきました。私も相談員の一人として参加させていただいたのですが、建物の登記や土地の地目変更登記など土地家屋調査士業務との関係も深いご相談もありました。

 今日も受任している農地転用許可の件でいろいろと事務所内ではありましたが、行政書士の扱う許認可申請はカバーする範囲も広く、なかなか侮れません。

 

 滋賀県北部在住の皆様、是非お気軽にお越しください 宜しくお願い致します!

 

 

2019年

10月

04日

土地家屋調査士・行政書士業界にもキャッシュレス決済の波は来る?

 

 10月1日よりご存じのように消費税が増税となりました。食料品などで軽減税率が導入されたことにより複雑な計算も強いられており、小売店にはかなり戸惑いもあるようです。また、今年は本格的にキャッシュレス化の波がついに日本へ、ということで「キャッシュレス元年」といえそうですね。TVCMなどでも随分アピールが行われていますし、利用されている方もどんどん増えてきていると思います。

 

 なお、私ども土地家屋調査士や行政書士業界を顧みますと、ほんの一部の事務所で「電子マネー使えます」アピールをしておられる方もおられるようですが、現状は全く関係ないといったところです。そもそもキャッシュレス決済は日常生活での買い物やサービスの決済に使う傾向が濃く、土地家屋調査士へ登記手続を依頼するという、非日常?的な行為においては現金や振り込みがまだまだ根強く残るという気はしています。また、不動産の所有者はどうしても高齢者層が多く、こうした年代にむけて簡単なスマホは発売されてはいますが、それでもアプリを入れて、チャージして、支払うとなるとハードルは高いかな…。

 

 ちなみに、私自身は少し前から「PayPay」はYahoo!ショッピング等で使用していましたが、今更ですが今日初めてPayPayのアプリをスマホにダウンロードし、リアル店舗で買い物をしてみました。はっきりいって、とても便利です。今日は他の買い物もお弁当をナナコで購入しただけで、現金は市役所で300円を使用したのみでした。今の時点でこうなのですから、近い将来、財布は過去のものになるのでしょう。

 

 

2019年

9月

29日

ブラタモリ#144おみくじも修行?延暦寺で行われる真剣なおみくじ

 

 先週に引き続き、「ブラタモリ#144比叡山の修行~比叡山はなぜ“母なる山”になった?~」です。今回は比叡山での修行について、どういったものであるのかを解説したのちに、「おみくじ」発祥の地である比叡山・元三大師堂にておみくじの本来を紐解くお話でした。

 

 林田アナがおみくじを引く前にカウンセリングの記入シート的なものに何を占って欲しいのかを書き入れておられました。私たちの知っているおみくじは精々数百円程度を支払って、ちょっとした動機で引くものでしかないのですが、この比叡山でのおみくじとは修行の一環、人助けであって、決して宗教法人の金もうけ(ごめんなさい)が目的ではないことがよく理解できました。お坊さんの聞き取りの姿勢や、回答される様子を見て、今日でいうところの心理カウンセラーみたいだな、と放送を見て思いました。お経を唱えてくじを引くところなど神秘的な要素もありますが、実はなかなか科学的なんですね、

 

 ちなみに、元三大師ですが、その名を良源と言います。比叡山中興の祖として大変名高い方で(埼玉県川越市の喜多院川越大師が最も有名です)なのですが、実はここ長浜市虎姫地区(旧虎姫町)の出身なのです。虎姫地域の昔話をまとめた冊子があるのですが、元三大師がまさにスーパーマン的に民衆を病気や苦しみから救った寓話がいくつも掲載されていたのを思い出します。全国的にこうした不思議な力で民衆を救う宗教家ということで有名なのは弘法大師空海だと思われるのですが、その役割は私の地域では完全に元三大師が果たしている感じです。個人的には良源は浄土真宗における蓮如と同じく、宗教家というよりも稀代のアイデアマンでありプロデューサーとして能力が非常に高かったのだろうと推測しています。

 

 なお、地域的には上の写真のように(右下にかすかに幣事務所の建物が見えます)元三大師の生誕地であることをPRした看板も立てるなど頑張っているのですが、「おみくじ」は有名でも、「元三大師」の名はなかなか浸透しないようです。でも、今回その業績の一旦が全国放送で紹介されたことにより、いいきっかけになればと願う次第です。

 

 

ご挨拶

西村土地家屋調査士・行政書士事務所 代表者より

 西村土地家屋調査士・行政書士事務所は平成15年に土地家屋調査士を開業以来、地域密着をモットーに業務を行って参りましたが、平成27年9月より新しく滋賀県長浜市五村215番地に事務所を新築・移転致しました。(県道丁野虎姫長浜線沿い、ローソン長浜虎姫店北隣)

 改めてフレッシュな気持ちで滋賀県湖北地域を中心とした地域の皆様のお役にたてるよう、地域に必要とされる事務所になれるよう今後とも鋭意努力していく所存です。

 

 西村土地家屋調査士・行政書士事務所は「土地家屋調査士(ADR認定土地家屋調査士)」「行政書士」「測量士」「宅地建物取引士」その他の国家資格を生かしまして、不動産登記(各種建物登記・土地登記・ADR)や測量・境界確認、筆界特定制度による手続代理、遺言相続や遺産分割協議書、売買・賃貸借等各種契約書等権利義務に関する書類の作成、農地転用届出・許可申請の代理、里道水路の用途廃止や売払い(払下げ)など官公署に提出する書類の作成業務等をワンストップでお任せいただけくことができます。また十数年の経験に基づく他士業等とのネットワークを生かした資産活用等のご提案が可能な点も当事務所の強みです。

 

 なお、このサイトでは不動産登記・土地家屋調査士業務に不可欠の知識である明治期に作成された地籍図についての調査・研究成果もブログにて随時公開させていただいております。実務家である土地家屋調査士の皆様のみならず、広く市民の皆様や研究に携わる皆様、行政や民間企業で地籍に関わる皆様に、出来うる範囲で有意義な情報を提供させていただきたいと考えております。

 

また、堅苦しい?土地家屋調査士・行政書士や地籍図のようなお仕事関係の話題以外にも西村土地家屋調査士・行政書士事務所にまつわるちょっとした日々の出来事や、滋賀県湖北地域(長浜市・米原市・彦根市等)でのイベント・トピックスをご紹介させていただいておりますので、ちょっと心がホッとするような読み物ともなっています。

 

 どうぞ末永いお付き合いのほど、宜しくお願い致します。

 

代表者 西村和洋(土地家屋調査士・行政書士・測量士・宅地建物取引士)

 

サービス案内

農地転用許可申請・届出について

 農地を農地以外の目的で利用しようとする場合、農地法に基づく農地転用許可が必要となります。

許可申請から終了まで安心してお手続きを進めていただけるよう行政書士として申請の代理をします。

開発行為について

 一定規模の開発行為を行うにあたって都市計画法上の用途区域や、建築基準法、農地法といった関連法規の規制などにも注意が必要です。滋賀県一円(長浜市・米原市・彦根市等)対応しています。


里道水路の払い下げについて

 当事務所では、隣地との調整が必要な境界確定(測量含む)から用途廃止申請・払下げ申請、土地表題登記(土地家屋調査士)に至るまでワンストップにてお手続きを代行させていただきます。

相続手続きについて

 全ての遺言書作成の支援、遺産相続においては、法的紛争段階にある事案や、遺産分割協議書や相続人関係説明図等の書類作成を中心に、その前提となる諸々の調査も含め、お引き受けします。


地籍・地籍図について(古地図鑑定)

 「地籍図」といわれる主に明治前期に作成された徴税のための古地図を専門に研究しています。地籍図は「公図」と言われる法務局所蔵地図のもとになるものです。他にも江戸時代の村絵図や山論・水論図、近代の測量図に至るまでご相談いただければ誠実にご対応させていただきます。

 特に土地境界鑑定や地図鑑定などは専門性も高い分野であり、弁護士事務所様からのご依頼をいただく等、司法の場においてもご活用頂いております。※上記は西村土地家屋調査士・行政書士事務所周辺の地籍図(壬申地券地引絵図)です。

土地家屋調査士とは

 土地家屋調査士は表示に関する登記の専門家です。建物を新築・増築・取毀したときや、土地を分筆したいとき、土地の地目を変更したとき、境界がよくわからないときなど、土地家屋調査士は業として調査や測量を行ない、所有者に代わって登記申請を代理することを認められている唯一の国家資格者です。土地家屋調査士の使命は、不動産の状況を正確に登記記録に反映することによって不動産取引の安全の確保、国民の財産を明確にするといった極めて公共性の高いものです。

行政書士とは

 行政書士は役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成等を行います。幅広い分野をカバーする、街のよき相談相手が行政書士です。


事務所案内(西村土地家屋調査士・行政書士事務所)

所在地 〒529-0141 滋賀県長浜市五村215番地
営業時間 平日 9:00〜18:00 (土日も対応可)
電話番号 0749-73-3566    (休日対応可)
業務エリア 滋賀県内一円(主に長浜市・米原市・彦根市)ですが業務によっては全国対応可です

上は西村土地家屋調査士・行政書士事務所事務所内の相談スペースです

ゆっくりと、安心してご相談ください


ご相談・ご用命は西村土地家屋調査士・行政書士事務所まで

代表者 西村和洋

土地家屋調査士(民間紛争解決手続代理認定)・行政書士・測量士・宅地建物取引士

 

〒529-0141

滋賀県長浜市五村215番地 (県道丁野虎姫長浜線沿い ローソン長浜虎姫店北隣 念信寺南隣)

TEL:0749-73-3566 

(主な業務エリア 滋賀県長浜市・米原市・彦根市等、滋賀県一円)

初回のみ相談料無料

 お気軽にご相談下さい! 夜間・ 土日祝日も事前予約で対応可です

西村土地家屋調査士・行政書士事務所

滋賀県長浜市五村215番地

TEL:0749-73-3566 

受付:平日9:00〜18:00