境界問題解決支援センター滋賀主催の研修会に参加

 

 本日は草津市立市民交流プラザ(フェリエ南草津)におきまして、境界問題解決支援センター滋賀主催の研修会が開催されましたので、オンラインにて参加させていただきました。

 

 研修会のテーマは「公証業務と専門資格者との関わり~ 4つの公正証書 ~」、講師は長浜公証役場 公証人 阿野 純秀様です。

 今回の研修の粗筋は下記の通りです。

 

1 公証業務について

 

 

2 高齢化社会

 

3 第三の人生に備えた4つの公正証書

(1) 任意後見契約

(2) 遺言公正証書

(3) 尊厳死公正証書

(4) 死後事務委任契約公正証書

 

4 署名認証(サイン証明)

(1) 海外居住者で一時帰国の場合

(2) 筆界確認書の署名認証

(3) 不動産登記法第23条4項2号の署名認証

 

 講師の先生が触れておられた判断能力の低下や尊厳死等々、正直なところ避けられるものなら誰しもがそうしたい話題も、今後ますます高齢化が進む中で否が応でも直面する機会があることと思われます。そうであれば見て見ぬふりをしているよりも、前向きに、事前に手を打つことが重要になってくるのでしょう。

 「杭を打って悔いを残さず」という土地家屋調査士業界の格言?がありますが、それにプラスアルファして「公正証書を残して争いを残さず」という姿勢が社会的にも今後一層求められていると研修を受講して感じました。

 

 また、今回の研修はオンライン(ZOOM)にて参加させていただきました。正直なところ、研修会場に足を運ぶだけでも一苦労の地域に住む者にとってオンライン研修の普及はまさに福音とでもいうべきものでした。コロナもいよいよ終息が射程圏で、今月にもマスクの着用は実質的に任意になるようですが、オンラインを利用した会員研修や会議は今後も積極的に実施していただければと思います。

 

 研修会の開催にご尽力いただきましたセンター滋賀の関係者の皆さま、大変お疲れ様でした。

 

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