「人道の港 敦賀ムゼウム」に行ってきました

 

 三年ぶりに行動制限のないゴールデンウイークということですが、観光地はどこもかしこも大混雑のようです。あまりに混雑が過ぎて痛感するのは、もう少し休暇を分散化させて欲しいということです。GOTOなんとかよりも余程、観光業に対して政策的な効果はあると思うのですが、コロナ対策の一環としても何とかならないでしょうか。

 

 それはさておき今日は敦賀市の「人道の港 敦賀ムゼウム」に行ってきました。令和2年に新築移転されたということで、新幹線開通に向けた観光地づくりという面はあるのでしょうが、昨今のウクライナ情勢も相まって、社会的にも意義のある施設だと思います。

 

 そもそも「ムゼウム」って何?という方も多いと思うのですが、ポーランド語で「ミュージアム」の意味のようですね。そのポーランド孤児やユダヤ難民がシベリア鉄道を使って、極東敦賀の町に押し寄せてきたその歴史について詳しい解説がありました。

 

 いくら国際的に開かれていた港湾都市敦賀の市民も、難民が大勢来るとなるとやはり身構えて対応されたのでしょうが、展示の中で当時の心温まるエピソードがいくつも紹介されており感心しました。

 

 杉原千畝氏による命のビザは知っていましたが、まさに知られざる名も無き人々による人道支援の歴史は日本の誇りだと思います。ウクライナのことを思うとまさに過去の話で片付けられないのですが、まずはこのムゼウムを一度訪問し、日本の知られざる歴史の一端にふれていただく事をお薦めします。

 

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