新型コロナウイルスの仕事への影響はまだこれから?

 

 新年度に突入しましたが、新型コロナウイルスの感染者の増加傾向が止まらないですね。事務所の隣に二軒の料亭があるのですが、歓送迎会のかき入れ時にも関わらず開店休業状態みたいです。土地家屋調査士や行政書士の業界は観光や飲食といった直接的な影響がある業界ではないですが、そこは回りまわって半年後くらいから影響が出てくるような気がします。

 

 10年ほど前にはリーマンショックや東北の震災の関係で私の事務所も影響がありました。

 当初は「なんか今年は売り上げが上がらないなあ。他の事務所に仕事が回っているのかな…」程度に考えたりしていましたが、どうやらよその事務所も同じような感じでしたので、景気のせいだったように思います。なんだかんだで開業以来順調に売り上げも増やしてきたのに、当時は前年の半減近くにまで落ち込んだ記憶があります。連合会の統計を見ても仕事が減ると、報酬が下がるということで「往復ビンタ」みたいな状態だったことを思い出します。さて、今回はどうなるでしょうか。

 

 ただ当時より業界の側(特に土地家屋調査士)の条件として登録者数が減っていること、そして登録者の年齢が上がっている(ようは高齢化)ことから、実際にはそこまでの影響はないと思いたいです。単なる願望かもしれませんが…。

 また当時は空いた時間を生かして勉強し、土地家屋調査士特別研修を受講した勢いで、行政書士まで取得することも出来ましたので決して無駄な時間を過ごしていたわけではありません。今回も時間ができたらできたで将来への投資を怠らないつもりではいます。

 

 唐突ですが、上の写真は長浜市三川町の玉泉寺の境内にある「角大師」の像です。角大師とは、平安時代の天台宗のお坊さんの「元三大師 (良源)」が、疫病が流行った時、鬼の姿になって疫病神を追い払った故事にちなみ、その鬼の姿をお札にして、戸口に貼ると疫病や厄災から逃れられと伝えられている、とっても有難い絵なのです。

 今週、NHKのニュースで取り上げられており、近くにいながらも、小学生以来足を踏み入れていない(と思われる)玉泉寺に参拝をしてきました。 #疫病退散!

 

 

※以下はNHK大津放送局のサイトより転載

 新型コロナ終息願い お札を復刻

 

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、長浜市の寺では感染の終息を祈願し、平安時代に伝染病を鎮めたと言い伝えられる厄よけのお札を復刻し、参拝者に配布しています。

 

 厄よけのお札を復刻したのは、比叡山延暦寺の中興の祖、元三大師 良源が建立した長浜市の玉泉寺です。

元三大師は、平安時代に都に伝染病が流行した際、病を追い払う鬼になった自分の姿をお札にして配ることで伝染病を鎮めたと言い伝えられています。

 寺では、新型コロナウイルスの感染が広がる中、病に立ち向かう気持ちを強くしてもらおうと、3月にお札を復刻したところ、希望する参拝者が相次ぎ、すでに1000枚以上配布したということです。

お札を受け取った大津市の50歳の男性は、「職場でも日々感染防止対策が必要になっているので、なんとかお札に助けてもらいたいです」話していました。

 玉泉寺の吉田慈敬住職は、「お札は目につく玄関先にはり、見るたびに感染予防対策を思い出し、病に立ち向かってほしい」と話していました。

 

 

 子供のころから楽しませてもらった志村けんも亡くなられましたが、有名人が亡くなられたことで命にかかわる大変な病気であることを改めて思い知らされました。

 新年度の雲行きは全く見通しがつきませんが、一刻も早く流行が終息することを願ってやみません。

 

 

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