土地境界にまつわる方言「サイメン」滋賀県方言語彙・用例辞典より

 

 世間は新型コロナウイルスの話で一色といったところですが、ついに滋賀県でも感染された方が出てしましました。人に会う際にはできるだけマスク着用を心掛けてはいますが、私の場合は花粉症対策の方が先にきます。でも今やマスクは一種のエチケットですかね。家にある在庫がいつまで持つか心配ですが…

 

 さて、今更ですが土地境界や不動産にまつわる方言を調べています。とはいえ滋賀県限定で、ということで増井金典編著「滋賀県方言語彙・用例辞典」(サンライズ出版)をパラパラめくって探している程度です。それでもいくつか興味深い用例が紹介されていました。

 

 滋賀の土地境界についての方言の最たるものはやはり「サイメン」「サイメ」ではないでしょうか?漢字でどう書くのかは不明ですが「際面」なのでしょうか。

 土地家屋調査士の仕事を始めたころ、境界立会のお願いをすると、隣地所有者などの関係者から「サイメンのことか」「この塀はサイメンから立ち上げてるで」などといわれて「サイメン?なんのことかなあ」と思いつつ適当に話を合わせていたことを思い出します。今では逆に肩ひじ張らない表現として年配の方には「サイメンについて確認させてください」などとこちらから積極的に振ることもありますが、何となく「打ち解けている感」?があることから、立会なんかもうまくいくような気がしています。

 

 滋賀県方言語彙・用例辞典には滋賀県の方言の一つとしてサイメンについて「土地境界のこと」とし、用例として「サイメの石、動かしたな」「隣とのサイメ」のニ例が紹介されています。

 この「サイメン」「サイメ」は全県的に使用されているようで、先日湖西地域の土地家屋調査士さんにもお話しましたら、「サイメの杭」などといった風に使いますよ、とのことでした。

 

 ほかにも気になる方言はあるのですが、またの機会にご紹介させていただきます。

 

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