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本日、大津地方法務局彦根支局を訪問しましたら入り口に上記の掲示がありました。大津地方法務局のサイトでも既に案内されていることですが、「表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律」に基づいて、表題部所有者不明土地の所有者等の探索を開始する旨のお知らせです。この探索事業は近年話題の所有者不明土地問題解消の一つとして実施地域について地方公共団体からの要望等を踏まえ、法務省が実施するものです。
今回長浜支局管内からは探索実施地域は選ばれませんでしたので、彦根支局にいって「あ、こんな掲示があるな」と初めて気づいたのですが、サイトでの案内と違い、所有者名も記載がありました。ただ所有者名とは言いつつ大抵が大字持ちであったりして個人の所有地はそれ程ありません。
なお、彦根市の中ではでは鳥居本町も一部が対象になっていますが個人的には近年分筆業務の依頼を受けたものの、隣接地がまさしく所有者不明状態で境界確認ができず、そのままお流れになった案件が近くにあります。何とか所有者を見つけようと探偵みたいに聞き込みやお手紙作戦?もしましたが、まさに雲をつかむような思いで苦労しました。今回のチャレンジがどのような成果を上げられるのか、個人的にも関心をもって見守りたいと思います。