「農地転用許可申請の現地調査及び聞き取り」は必要?

 

 本日(4月3日)は朝から長浜市農業委員会による「農地転用許可申請の現地調査及び聞き取り」に申請人様の代理(行政書士)として出席してきました。

 長浜市では農地転用許可申請(4条・5条)をすると、もれなく農業委員さんと事務局の方が月頭に現地に見えられて、転用事業者が転用の計画について説明を求められることになっています。

 そもそも平日に行われることから、普通のサラリーマンの方は出席は難しい日程ですし(しかも割合直前に日程の通知が来ます)、そもそも案内が農業委員会から直接通知が送られてくることに驚かれてしまうケースも多いことから、私が依頼を受けた際には「農業委員会から通知が来ますので…」と先回りして説明をさせていただくのですが、忘れてしまわれるケースがほとんどです。

 こうしたことから今回もご多分に漏れず申請人様がサラリーマンで、共働きのご夫婦でしたので、私が委任状をいただいて現地調査に臨ませていただいたという訳です。

 

 ただ、この「農地転用許可申請の現地調査及び聞き取り」ですが長浜市以外では聞いたことがありません。そもそも農地転用許可申請書には事前に必ず担当地区の農業委員さんの承認の印鑑をいただいてから申請しているわけで、担当地区の農業委員への説明と併せて、まさに二度手間ではないかと思います。申請内容を慎重に審査を行うことはいいことかもしれませんが、行政として申請人への過度な負担をかけるのはいかがなものかと思うのですがいかがでしょうか。ここは長浜市役所も他の市町と同程度に改善していただきたいものです。

 

 夕方からは土地家屋調査士会長浜支部の監査会が行われました。この二年間、支部会計を務めさせていただきましたが、これであとは総会を残すのみとなりました。実際の所は大したことはしていませんが、お役を引き受けるということだけで、心のどこか負担に感じてしまいますね。

 

 

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