土地家屋調査士のお仕事の関係で、長浜市内のとある町の和紙公図(旧公図)を調べたいと思い、法務局で請求しましたら、上の写真のまるで現況平面図のような図面がセットで出てきました。
「長浜市〇〇町 〇〇神社位置図」とありますので、これはあくまで神社の管理用の図だと思います。それにしても、和紙公図に混じってこんな図面が出てくることも有るのですね。おそらくは何処かの段階で管理者が間違えて混入してしまったと思われます。図の右上に朱書きで「不要」とありますが、そのまま法務局で破棄もできず、今日まで生き残ったのでしょうか。
図中に縮尺は「三万分の一」とありますが、精々300分の1のスケールのように思われます。記号も一つは「灯篭」でしょうが、もう一つは何でしょうかね…。
和紙公図を請求しますと、本体に付随してちょっとかわった図面が出てくるケースは少なくないですが、今回はその中でもレアケースのように思いました。
※5/17追加です。上にある「〇――〇」の記号、「鳥居」ですね。字の崩し方から読めずにいましたが、現地調査で確認してきました。灯篭も確かにその位置にありました。この程度が読めないなんて、まだまだですね。