山内ふるさと絵屏風と古地図展 -黒川・山中・猪鼻-に行ってきました

 昨日は滋賀県甲賀市土山歴史民俗資料館にて開催中の「山内ふるさと絵屏風と古地図展 平成29年度夏季企画展-黒川・山中・猪鼻編-」に行ってきました 

 甲賀市土山といいますと滋賀県の東南の端にあたります 私の住む滋賀県長浜市からは約60数キロメートルの道のりで、道中約二時間ほどかかりました

 

以下、案内のパンフから企画展の内容をご紹介させていただきます

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 甲賀市東部の中山間地である山内地域では、市民団体の山内エコクラブがここを拠点として地域資源(人・自然・文化)に着目した活動をしています。同クラブでは活動の一環として、上田洋平氏(滋賀県立大学地域共生センター助教)が提唱する「心象図法によるふるさと絵屏風の実践」にもとづいて、「山内ふるさと絵屏風」の制作を平成28・29年度の2カ年にわたり実施しており、このほど黒川・山中・猪鼻の3地区の絵屏風が完成しました。 

 このことを記念し、あわせて郷土の暮らしと歩みを広く知っていただく機会として、完成した3地区の絵屏風と明治時代の古地図を紹介する企画展を開催します。

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 基本的に私が見に行ったのは上記の「ふるさと絵屏風」ではなく、「明治の古地図」と書かれていた地籍図を拝見しに行ったわけですが、旧知の関係でもある上田洋平さんの提唱されている「ふるさと絵屏風」の作成にあたって明治の地籍図が地域の記憶の一つとして、大事に役立てられているということがわかり、とても嬉しく感じました ですので今回の企画展示では、どちらかといえば古地図は参考出品のような扱いで、「ふるさと絵屏風」の展示がメインだったようです

 

 なお、展示されている明治の地籍図としては主に壬申地券を発行する際に作成された地券取調総絵図で、東海道土山宿のさらに三重県よりの山間地域の街道沿いの集落の地籍図でした 図の内容としてはよくある、近世の村絵図の写し、といったところです 少し面白かったのは京都のことを「西京」と表記されていた点でしょうか 「西京」という表記は当時、あり得ないものではないとは思いますが、方位や行き先に関心のある、街道沿いだからこその表現なのかもしれませんね

ただ贅沢かもしれませんが展示について注文させていただくと、もう少し近世のそれらの村々の状況や、地形図や空中写真なども参考に併せて置いていただければ古地図(地籍図)の理解がさらに進むのでは、と思いました 

 

 ちなみにこの地籍図に描かれた黒川・山中・猪鼻区の属する山内地域では、この三月に学区唯一の山内小学校が廃校になったようです 山間の地域でもあり、推測するに過疎化・少子高齢化の進行による児童減少を受けてのものとは思いますが、こうした日本の大動脈を長年にわたり支えてこられた伝統ある地域が今、消滅の危機にさらされていることには一抹の寂しさを感じずにはいられません 

 

 本企画展自体は10月1日まで開催されているようです なんと「無料」で拝見できますので、是非お立ち寄りいただければと思います!

 

 

上記は会場にて配布されていた展示解説シートの一部です

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