近畿地方を直撃した台風5号の影響で、私の近所の滋賀県長浜市を流れる姉川大井橋付近から水があふれ、長浜市大井地区の方では床下・床上浸水などの被害が出たようです(「決壊」、ではなく「越水」です) ちなみに姉川とは皆さん歴史の教科書などでご存知「姉川の決戦」の舞台となった、あの姉川です
まずは被害にあわれた方々が一日も早く日常を取り戻されることをお祈りいたします
私の方はといいますと、自宅及び事務所はその越水箇所の反対側の地域(長浜市五村地区)になりますので特段の影響はありませんでした ただ今回の大雨でまず感じたこととして、長浜市内は実はそう雨が降ったわけではないということです 今回は姉川上流の米原市(伊吹山地)で記録的豪雨ということで、そこから大水が流れてきた、というわけです 河川というものは自らの周りの降雨状況だけでは水位の判断はできないものだと改めて感じました また、自身初体験だったのですが緊急速報メールが夜中に二度も鳴ったことも印象的でした かなりけたたましい音が鳴りましたので何事かと驚きました
上の写真は私が今日の朝に撮ったものです 高時川と合流地点にある錦織橋が左奥に見えます 対岸までがまるで湖のようでしたが、すんでのところで普段はそう気にも留めてはいない堤防が大変活躍しています 正に堤防こそ命綱、心配そうに多くの住民さんたちが見つめておられました これも今回の大雨のニュースで上空から空撮した動画でよく分かりましたが、このあたりの集落は、万が一、堤防が超えられたらひとたまりもない状況であることもよく理解できましたね
今回の大雨、実際の被害はそう多くはないとは思いますが、またいつか必ず来るであろう天災に対してのよき教訓にしたいと感じた次第です