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今日から師走、いよいよ年末ですね!
先日の東京出張の折に、かねてから気になっていた「田端文士村記念館」を訪問してきました
芥川龍之介の小説は私の読書人生の中でも最も大きな比重を占めていますが、芥川ゆかりのこの記念館をやっと訪問することができました
個人的にはいわゆる「王朝物」が好きで、たぶん一番気に入っているのが「芋粥」「藪の中」、ほかに「河童」「杜子春」なども何度も読み返しました 随分読み込んだおかげで日常の様々なシーンで「これは芥川の描いたこのシーンそのものだ」などと感じることがよくあります
展示内容として印象的だったのは芥川の住居を復元したジオラマ、そして「鼻」の手書き原稿ですかね はたから見ると芥川の田端での生活は、「田端の王様」としてずいぶん充実したものだったように思うのですが、何故自死を選んでしまったのでしょうか…
なお入館料は無料、ということも大変うれしかったです!