「安井道頓・道卜紀功碑」近代的土地所有権の意味

先日より改めて「道頓堀裁判(岩波書店)」を読んでいます

大阪に行った際にそういえば、と思い立ち日本橋近くの「安井道頓・道卜紀功碑」を見に行ってきました

 

「道頓堀裁判」についていえば最終的に原告・安井氏側の請求が退けられたわけですが、有名な三田用水事件とも併せ勉強していくと大変含蓄深い裁判であったことがわかります 特に牧英正氏(当時大阪市大教授・歴史学)と渡辺洋三氏(当時東大助教授・法学)ご両名の鑑定書は実際の裁判資料として書かれた実証的な労作で、比べるのもおこがましいですが私も依頼をお受けします境界等の鑑定書作成の参考にもさせていただいております とにかくこの二つの訴訟は当時の一線級の学者による近代的土地所有権に関する論争の天王山とも言っていいのではないでしょうか

興味がおありでしたら是非調べていただくと土地境界の歴史性についても多くの示唆が得られると思います

 

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